選択式お題(old)801-900
801-810
愛の歌響かせた乙女の憂鬱
華やかに舞った君はまるで舞姫のようでした
離れ離れになったとしても、私は
叶わぬ夢なら捨ててしまえ(そんなもの、夢ではないから)
宿り木に実った幸せの実
守護者に聞きたいことがある
信じ合う者達にささやかな祝福を
水中遺跡に眠る者へ(餞に、真白い花束を)
神の愛が降り注いだときに
耳の奥で響いたのは、母の優しい子守唄
811-820
さよなら、私とこの世界(そして愛しい人たち、優しいあなた)
決して挫けぬ心の中にこそ、未来があるもので
黒光りする鉛筆の先を
飾られた花に唇寄せて
はかなく零れた微笑の行方
襷を渡した後の達成感とほんの少しの罪悪感
知ってたさ、明日は分からないってこと
鳴き続けた鳥は狂い始めた
休み明けに会った君はますます
きらめくスパンコールに映った横顔
821-830
何種類もある愛の中で(私はあなたから貰う愛が一番好きです)
響いたのは愛のテーマ
一発で心は死亡確定だったんです
好きだったんですよ(あなたのこと、本当に)
大事な君との大事な約束
せめて最期に、あの言葉だけでも囁いて
どうか泣かないで、笑って、愛しい人
お悔やみの返事よりもあの人返して
祈りを捧げた満月の夜
忘れてたでしょ、この曲(ずうっと前に流行った曲だものね)
831-840
君といると呼吸困難に陥ってしまいそうで
枯れた餞の花
僕の話を聞いてください(改めて言いたいんです)
あなたの瞳に私は映っていますか
ハロー!ハロー!ハロー!!聴こえてますか、私の声が
今、どこにいますか。応答願います
挨拶さえも忘れた子供、地に映る影がどこか悲しい
叫べばあなたは来てくれますか?
きっと君はここから消えて(遠い世界へ行くのでしょう?)
私のものにならないなら死んで、生きるなら私のために生きて
841-850
埋葬式の宴
明かりを見た後に残る光が綺麗で(光を見た後すぐに瞼を閉じてしまう)
大和撫子の憂鬱
サボテンの棘が心に刺さって抜けなくて
死んだ日の夕暮れどき
せめて、最期だけでも安らかに(どうぞゆっくりお休みなさい)
プリマ・ドンナの宿命
灰色に染まった世界に映るは(季節はずれの向日葵の花)
鳥が空から見た地上
街角で思いがけない出会いをした
851-860
あなたの手料理にボーノ連発
眠りについた姫が最期に言った言葉(さようなら、この世界)
青い果実のお味はいかが?
シーツの伸ばしたはずのしわ。もう新しく出来ている
ずっと会いたくてここにいました
山に向かいし狩人へ(どうか無事にこの地へと)
携帯メールで意思の疎通
秤で愛を量ったら、なんと測定不可能でした
ある放課後の校舎裏
繰り広げられた告白大会
861-870
夢世界に憧れた蝶は空を舞った
あの日の約束、遠い日の思い出
君に会えた喜びは(いつか別れが来る悲しみと共にある)
あなたの頼みなら、頑張れるから
鏡よ鏡よ鏡さん(いくらあなたでも醜い心は映せないでしょう)
レインボーブリッジを歩いて渡れ(落ちたら確実に、)
漆黒に身を纏いし者の妖艶さ
ピンキングフラワーの舞(目の前が一瞬真っ白になって)
赤い糸で結ばれてるって、信じてるの?
優しい言葉を浴びせれば やがて美しい花が咲くでしょう
871-880
世界も共に歪んでしまえばいいのに
逆回転する時計
夜風は霧の如く、静かに
いつかこの顔も雨が上がって、晴れになるだろうか
アテンションプリーズ!(吹っ飛ばされないようにご注意ください!)
残酷残忍と言われた者が、唯一愛した人
蒼く光る月は言う(嘲笑って、見下して)
笑顔を封印したんだと、あの人は無に染まった表情で言って見せたんだ
嘘だと叫んで欲しかった、笑って欲しかった
草食動物と肉食動物と雑食動物の会合
881-890
飴色した幸せの時
昔描いた未来予想図(今描く未来予想図)
二人だけでありたいという願いはやはり、罪ですか
失楽園で失われたものはもう二度と、
風にのって送られた、あの人からのメッセージ
降ったのは、なに(星か、雪か、それとも血か)
痛いけど、これもきっと愛なのでしょう
嗚呼、どうかこの愛が
盲目者は心に美しい世界を描く、人には有る筈の無い瞳を持っている
止まらぬタクシーに舌打ちした
891-900
スイッチオンにした瞬間
刃を向けたその先にあるのは(怯えの顔か、それとも)
只今充電中のため、そのまましばらくお待ちください
人ごみ掻き分けて、駆け抜いて
睡魔が襲った夜中の零時、返せるかこのメール
目が覚めたら、隣に君がいたんです
不可抗力でしたから、こっちは悪くないですよ、なんて
優しくないですね、と言った君の顔は笑顔だったね
鏡の世界は逆世界、皆全てが狂って生きて
ありがとうと言った後に残ったこの少しの感情は、何