蒼灰十字

1-10

 

あなたという存在はどれだけ私を救ったでしょう

さてさて、ここからどうしよう？

今日も明日も明後日も、ずっと笑っていたいの

全てを燃やし、無にする烈火のような

優しく、時に厳しい旋風のような

強くたくましく、慈愛心を持った大地のような

天から降りる竜のように、凄まじい光を放つ雷鳴のような

静かに流れ、人々に安らぎを与える流水のような

永遠に生きられたらいいと思うのは

雨上がりには、虹は出るか

 

11-20

 

水面では沢山の波紋が広がる

てるてる坊主をぶら下げて

皆が私を忘れても、私は皆を忘れない

零れ落ちる砂時計は儚い

静かに手を差し伸べて

私の夢とあなたの夢、どっちが先に叶うかしら？

夢は夢、たまには現実を見なきゃ

夢は叶えるためのものでしょう？

私の不幸で皆が幸せになれる

空へ何を想うのでしょう？

 

21-30

 

ここから先に進むには

辛くはないですか、苦しくはないですか

あなたはそれで、いいんですか？

「さよなら」は「またね」がつくから言えるんだ

ふと見上げれば、澄んだ青空

白い雲は今日も流れる

暖かい、輝く風に包まれて

キラキラと力強く輝く太陽光輝く水面は、眩しい

全てが闇に還ってしまえばいいのに

私は何のためにいるのでしょう？

 

31-40

 

もう、全てに終止符を打ってしまいたい

死んでしまえばいいのかな？

明日なんて、自分にはないのに

自由になれたらいいのにね

目には見えない小さな亀裂

皆の命を助けるために、私の命捧げます

私が死んだら皆は泣いてくれるかな？

絶対に、私はあなたを許さない

決して一人じゃないから

友情は一生続くもんだよ

 

41-50

 

あいつって良いよね

友達になるのに条件なんて必要ですか？

私が欲しいのは「友」じゃなくて「親友」！

異世界に行けたらいいのに

出会いと別れは表裏一体、そんなの嫌

横切った黒猫が私を見つめた

犬と目を合わせたらほえられた

雪にまぎれて兎が跳んだ

象に乗って大きい人を見下ろしたいな

馬に乗ってこの広い草原を走りたい

 

51-60

 

私達にとっての宝は命だよ

人が笑顔だと自分も笑っちゃうよね

白と黒どっちが好き？

ジャンプして、たった一瞬空を飛ぶ

誇りを持って生きようと

これは決められていた事なのだろうか

力があればと君を選んだ

選ばれたのは不幸か幸福か

絶望でなく、希望をもって

選んだのは貴方、選ばれたのは私

 

61-70

 

自分でいいのか疑いたくなるよ

見惚れるのは仕方ない

笑うか泣くかどっちかにして

僕にとっての一番は君

この縁は切っても切れない

友情は永遠に続くものだから

いつか離れてしまうけど

第一印象ってあてにならないよね

夢は欲望の鏡だって言うよね

夢はほら、諦めない者勝ちって言うじゃない？

 

71-80

 

笑顔でいれることが、どれだけ嬉しいことでしょう

貴方が笑顔でいてくれるなら、私は何でもするわ

悲しみも怒りも苦しみも。全て拭い去ってあげるから

自分が人に言われて嫌なコト、平気で人に言ってない？

永遠なんて、考えてみれば切なくて

別れる時は笑っていようと。泣いたらあの子も泣いちゃうでしょ

沢山の優しさは、やがて温かい涙を生むのでしょうね

私が幸せにならないと、沢山の人に幸せを分けてあげられないでしょう？

涙を流した後の笑顔はどうしてきれいなんでしょうね

涙を流して許しを請うのではなく、笑って素直に謝罪の言葉を

 

81-90

 

貴方と共に生きている時間が、私にとって一番の時間

静かに瞳をあければ全てが見えてしまいそうで

耳を澄まして聴こうじゃないか。君のキレイな声を

消えてしまいそうで消えないのが感情です

「さよなら」と笑顔で言える人こそ強いもので

私には、さよならと言ってさよならと返してくれる人はいないの

ねぇ、貴方は何を願うのですか？何を、望むのですか？

歌を歌って何を伝える？私の想い、伝わってますか？

泣きたい日もあったさ。でも、今は

この時が、ずっと続けばいいのにと

 

91-100

 

分かるようで分からない

一瞬、たった一瞬でも見逃したくない、見逃せない

安心しなさい。無事だから

今はまだ死ねない。まだ先を見ていたいから

蒼色と青色

紅色と赤色

闇色と黒色

桃色と桜色

翠色と緑色

過去を見て歩むか、未来を見て歩むか